僕とシッポと神楽坂5話は、すず芽のお母さんが飼っていたインコのピースケがきっかけに物語を進めます。
前回のあらすじ
前回のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。

僕とシッポと神楽坂5話のあらすじ(ネタバレ含む)
5話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 高円寺達也(相葉雅紀)
- 加瀬トキワ(広末涼子)
- 堀川広樹(小瀧望)
- 徳丸善次郎(イッセー緒方)
- すず芽(趣里)
あらすじと感想
このドラマでは母ひとり、子ひとりという家族構成が多いように感じました。
コオ先生もそうですし、すず芽やトキワさんもそうです。
家庭の事情はそれぞれですが、そこには血縁に関係なく、絆があります。すず芽はお母さんと縁を切ったような状態になっていました。実の親子ですが、お互いがなかなか素直になれません。
トキワさんと大地くんは戸籍上だけの親子関係で、血縁関係はありません。
しかし、大地くんは物心付いた時から、トキワさんがお母さんなので、二人はすでに本当の親子になっています。
生みの親より育ての親という言葉がありますが、まさにトキワさんと大地くんはそのような関係なのだと思います。
コオ先生のお母さんは芸者ですが、親子2人で育ってきたので、他の2人と同じようにいろいろ大変なことがあったようです。
片親の場合は、もう片方の親の分まで頑張らないといけないことがあります。片親は父親だけよりも、母親だけの方が多く、母親が父親の役までやらなければいけないこともあります。しかし、コオ先生は父親役までやらなくても、そのままのお母さんでいてほしいと言っていました。
子供にとっては、子供のために無理をして頑張り過ぎて苦しんでいる親ではなく、自分らしく生きている親であってほしいと思っているのだと思います。なので、大地くんもトキワさんの負担になりたくないと思ってしまったのかもしれません。
いろいろな親子関係があり、年齢を重ねるとともに変わっていくものです。
大地くんもこれから反抗期を迎えると、トキワさんとの関係も変わっていくのかもしれません。
このままお父さんが行方不明のまま待ち続けるのか、どこかでトキワさんが諦めて結婚するのかはわかりません。
しかし、今の状態ではトキワさんがご主人を諦めなくても、ずっと彼女のことを好きで居続ける男性が少なくとも二人はいるようです。
トキワさんはまだ独身ではありませんし、その女性とコオ先生がどうこうなってしまうのは、やはりコオ先生のお母さんにしても、手放しで喜べることではないと思います。
コオ先生とトキワさんは少しずつ気持ちが近づいているように思えますが、まだ二人の間には障害があるようです。
また、すず芽さんもコオ先生のことが好きですし、しばらくこの関係は続いていくような気がします。
すず芽さんのお母さんが飼っていたインコのピースケのおかげで、この親子は仲直りすることができて本当に良かったです。
今回は偶然ですが、ペットを飼って夫婦の会話が増えたりもします。
ペットを通じて家族関係が良くなることは、意外と多いのかもしれないと思いました。
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