前回から3年後、黒岩晶は高校3年生で受験を控え、末永聖は小学校の教師をしていたところから2部がスタートします。複雑な人間関係になり、
前回のあらすじ
前回のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。



中学聖日記6話のあらすじ(ネタバレ含む)
6話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 末永聖(有村架純)
- 黒岩晶(岡田健史)
- 岩崎るな(小野莉奈)
- 川井勝太郎(町田圭太)
- 原口律(吉田羊)
- 青山更紗(中山咲月)
あらすじと感想
この回から、舞台は淫行事件から3年後になります。黒岩晶は高校3年生で受験を控え、末永聖は小学校の教師をしていました。
子星中学校の教師をしていた時と変わらず生徒に人気の教師でした。一見過去の事は吹っ切れた様に見えましたが、生徒に頬をはたかれたり(頬に蚊が止まったため)、教師同士で生徒の親が禁断の恋をしていると噂話をしている時に黒岩晶が脳裏をよぎっていました。その表情は単純に生徒の成長を思う顔ではなく好きな人を思い出し後悔しているような表情で見ている私まで苦しくなるほどでした。
ある日、聖が副担任をしているクラスの担任野上一樹と一緒に割ってしまった校長先生の湯飲みを買いに出かけていました。立ち寄った古本屋から見える露店の古本屋を見て聖の視線は固まってしまいました。
その視線の先には高校3年生になり大人びた晶がいたのです。晶の表情は穏やかで露店の店主と笑いあっていました。聖の視線に気づき晶は振り返りましたが、聖は気づかれまいと古本屋を立ち去り2人が再会することはありませんでした。
聖は、今の生活を守るために晶から逃げたと後日丹羽千鶴に話をしていました。「逃げた」と言う言い方をしていたのでやはり聖は晶への気持ちが無くなった訳でないのだと私は確信しました。ただ、自分の気持ちを無視し晶と周囲の人に迷惑をかけない道を選んでいただけだったのです。
一方、晶は3年ぶりに中学時代の仲間と同窓会に参加していました。晶はあの事件後、誰にも何も言わずに転校し実家も出て母の友人の上布茂の実家から高校に通っていました。
中学の同級生から「あの夏、末永となにかあったの?」と聞かれた晶は「末永って?」と聖を忘れたふりをしたいました。同窓会の帰り道、岩崎るなが4回目の告白をしていましたが中学時代からずっと晶を思い続けている岩崎るなは健気でそんな気持ちを聞いた晶はとても嬉しかったのではないかなと思います。
しかし岩崎るなが晶を思い続けていたように晶も聖を思い続けているのではないかなと思いました。3年とは気持ちを切り替えられる長さではないのだと感じました。
晶の母親は、晶が中学時代の友達と遊ぶようになったと上布茂から聞き喜ぶ一方聖が今も教師をしているかもしれないという話も聞き怒りをあらわにしていました。
母親からすると息子を惑わした教師がまだ許せていないようでした。恨みはとても根深いと感じました。また聖を追い詰めるのではないかと思わせるほどの剣幕です。
聖の元婚約者の勝太郎は、仕事に打ち込むことで聖の事を忘れようとしていました。以前から勝太郎を欲しいと言っていた原口律に遠回しに聖の事から逃げていると言われ勝太郎はけじめをつけるために聖に会いにいきました。
再会した二人は前を向き進もうと決心し別れました。聖も勝太郎もとてもいい表情でした。聖のしたことを思えば勝太郎はもっと怒っても良いのではと思いましたが勝太郎その後原口律へ「気になる」と気持ちを伝え新しい道に進むことで聖を完全に吹っ切る事ができたからこその笑顔なんだなと思いました。
晶は岩崎るなと2人でプラネタリウムを見に行きます。告白した相手が2人でデートしてくれたことで自分を受け入れてくれたと感じた岩崎るなは今日は帰りたくないと言い2人はホテルへ入りそこでキスしました。次の段階へ進んでしまうのでしょうか・・私個人としては正直それ以上2人が近づいて欲しくはないです。
勝太郎と律は、2人きりのオフィスで「聖が駄目なららこっち」では嫌と律に告げられますが勝太郎はそっと律の頬に手をあて2人はキスしました。
聖は、野上一樹と女子生徒の家庭問題に向き合い解決しようと奮闘しますがその母親から拒絶され「過去は変えられない」という事に自分を重ね落ち込みます。
しかし野上一樹は聖の過去を知りそれでも「過去は許される」と言い聖を抱きしめ何度も「大丈夫」と繰り返し言いまいした。
聖、晶、勝太郎それぞれが本当の気持ちを抱えて動き出しました。次回がとても待ち遠しいです。
聖と晶の再会と2人の運命の相手は誰なのでしょうか。このままそれぞれのハッピーエンドなのでしょうか。
気になるのは、晶の母親が聖が働いている小学校を探しあてたことと女子学生の母親が聖の過去を知ってしまった事です。
これ以上ねじれずみんなが幸せになって欲しいです。
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