ゲストは、島崎遥香さん。
前回のあらすじ
前回のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。



相棒シーズン17の5話のあらすじ(ネタバレ含む)
5話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 杉下右京(水谷豊)
- 冠城亘(反町隆史)
- 青木年男(浅利陽介)
あらすじと感想
リーガルV第5話です。ネタバレあります。
あらすじ
今回の法廷バトルのネタは、「ポチ」こと青島弁護士が、以前から抱えていた案件です。
学生ベンチャーの代表・町村が、幼馴染の武藤に暴行を受けた、というもの。
一審は武藤の敗訴。もちろん冤罪です。
ネットは完全に炎上状態になり、息子の汚名を返上しようと犯人探しに注力していた母はショックで自殺してしまいます。
失意の武藤はもはや完全にあきらめムード。父も青島への信頼を完全に失っています(第1話の冒頭にちらっと出てきた謎の中年男性が被疑者の父)。
そこへ、(例によって賠償金がきっかけですが笑)翔子初め、京極法律事務所の面々が乗りこんでいきます。母親の自殺を受け、他人事とは思えなかった面々。皆それぞれ抱えている過去がありそうです。
調査の結果、実は裏にはヤクザのグループから町村が脅されていた事実が判明。学生ベンチャーといえども、要はサークルのノリです。グループの解散を考えていた町村を、ヤクザ(とその配下の学生・中西)が暴行、町村はその罪を武藤に押し付けた、というのが真実。
真実にたどり着いた青島ですが、残念ながらその真実を明かす証拠もなく、町村も証言を変える気配がありません。
「ここまでやったのに悔しい」弱音を吐く青島に、翔子は言います。
「あんたが悔しい何十倍も本人や家族は悔しい思いをしてきたの。簡単に悔しいって言うな。あんたは勝たなきゃいけないの!」
決戦の舞台は法廷へ。
絶体絶命のピンチに、青島が取りだした最後の証拠は、自殺した母が、息子の幼馴染の町村へ書いた手紙。
その思いに打たれた町村は、とうとう証言を覆したのです。
でも、そんな手紙、いくら探してもなかったなあ…、との武藤父の言葉。真実は藪の中です。
感想
今回は仇敵、天馬や海崎はお休みですが、その分、翔子や事務所の面々の過去の話がいろいろと出てきます。
特に翔子のつらい過去が出てきたのは一番大きかったかも。
失踪した父親。夜逃げせざるを得なかった母と翔子。
翔子の単なる金目当てではない、根っこにある正義感はそこから来ているんでしょう。
途中にも出てきましたが、「法律さえ知っていれば避けられる悲しみがある」。
この一文に翔子の思いが集約されている気がしました。
なぜ天馬と袂を分かったのか、もそのあたりにあるのかもしれませんが、その辺は次回以降で触れられることに期待します。
あと、個人的には、ラスト、母親の自殺に間接的に手を貸してしまう形になったネット民たちに、損害賠償請求を起こし、そのネット民たちが泡喰っているのは痛快でしたね。
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