下町ロケット第6回で「ヤタガラス編」が始まりました。毎回怒涛の荒波を跳ね返しつつ進む物語がどう展開するのか、今回も楽しみでTVの前に陣取りました。
感想は、いつもどおりネタバレありです。ご注意ください。
前回のあらすじ
5話のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。



下町ロケット6話のあらすじ(ネタバレ含む)
6話の出演キャスト
佃製作所
- 佃航平(阿部寛)
- 佃利菜(土屋太鳳)
- 立花洋介(竹内涼真)
- 山崎光彦(安田顕)
- 軽部真樹男(徳重聡)
帝都重工
- 藤間秀樹(杉良太郎)
- 財前道生(吉川晃司)
- 的場俊一(神田正輝)
- 水原重治(木下ほうか)
ギアゴースト
- 伊丹大(尾上菊之助)
- 島津裕(イモトアヤコ)
ダイダロス
- 重田登志行(古舘伊知郎)
あらすじと感想
私に予想通りに、佃製作所のバルブシステムが使われ帝国重工の打ち上げに成功し、人工衛星ヤタガラスが成し得る高精度の測位システムが、ロケット部門から追いやられた財前部長が就いた新部署の就任演説でぶち上げた無人農業機器開発の要となりました。
ドラマの中では、誤差5cmの測位システムで稼働する、自立走行型で流行りのお掃除ロボットみたいな農機具が、佃社長の同期であり北海道農業大学の野村教授の手で開発されテストされていました。
朝田んぼに出て行き農作業を終わらせたら、勝手に倉庫に戻って所定の位置でエンジンを切る無人機なんて、このドラマ内でなく現実の世界でも近い将来実現出来るのではないか期待させてくれますので、現実との同時進行形で心が躍ります。
お約束で、帝国重工内の大きな軋轢、佃製作所を取り巻く競合企業との駆け引き、ダイダロス+ギアゴーストの帝国重工に向いた強烈な怨念、そして殿村経理部長にまで田舎のいやらしいしがらみが襲い掛かりこの後の展開はどうなるのだろうとドキドキさせてくれます。
イモトさんの動向も気になりますが、未だ佃製作所に参加とはしていませんでした。気を持たせますが次話位で参加でないとクール半ばを過ぎましたから、ここで決断してくれないと今後の展開が苦しくなります。
イモトさんの参加で、佃製作所開発部に斬新なアイデアが次々ともたらされ、これから激化する開発競争に勝たねばドラマが続きませんからね。
今回はダイダロスとギアゴースト連合が大人しかったですが、宿敵の帝国重工次期社長の的場が無人農機具開発を財前を外してまで己の手で仕切る様に次回からはなりそうで、待ってましたのダイダロスとギアゴースト連合がどんな罠を仕掛けて行くのか楽しみです。
それの波及効果で、佃製作所や財前部長がどう振り回され、逆にそれに対しどんなカウンターを打てるのかが焦点になって行くのでしょう。
私としては、ドロドロの人間関係が作り上げる障害を、一本気な技術屋が持てる技術力の全力を以って正面突破するのがこの物語なのですから、前述しました通りイモトさんの新加入でパワーアップした佃製作所が公明正大且つ堂々と新技術で的場・ダイダロス・ギアゴーストを叩きのめし、下町の中小企業の心意気をしめしてくれる事を祈っています。
頑張れ佃社長、頑張れ佃製作所、そして頑張れ殿村元経理部長。
こんな風に感情移入してしまう物語は悪くないですね。
単純に「下町ロケット」応援団にさせられてしまった私です。
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