今回はリストハラスメントがテーマでした。
この一件で、秋津と社長と決定的な亀裂が入ることに。。
前回までのあらすじ
すみません。前回見損ねたので記事をかけませんでした。4話の内容はこちらにまとめました。



ハラスメントゲーム6話のあらすじ(ネタバレ含む)
6話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
マルオホールディングス側キャスト
- 秋津渉(唐沢寿明)
- 高村真琴(広瀬アリス)
- 矢澤光太郎(古川雄輝)
- 小松美那子(市川由衣)
- 丸尾隆文(滝藤賢一)
- 水谷逸郎(佐野史郎)
- 脇田治夫(高嶋政宏)
あらすじと感想
ドラマ「ハラスメントゲーム」第6話を観て。
今回は、会社員の旦那さんを持つ奥さんなら誰でも興味が湧く、又は知っておきたい「リスハラ」について描かれていました。リスハラという言葉は今まで聞いたこともありませんでしたが、これもハラスメントになるのだな、と初めて知りました。人事の業務は人を相手にしているのでかなり大変なお仕事でしょう。
知らない人をリストラするならまだしも、同期の人とか仲がいい人をリストラしなければならなくなると、かなり胃がやられてしまうのでは。冷酷な人でないと、又は人にどう思われようが気にしない人でないとこの職は務まらないと感じました。
社長が、「50歳以上の管理職50名の削減は、年間6億円の債権回収に値します。」という発言を聞いたとき、ドキッとしました。他人ごとではないな、と。50歳過ぎるとこのようなリストラを突然言い渡されてもおかしくはないのですね。夫婦共々びくびくしながら毎日過ごさねばならなくなる可能性が有るのですね。知りませんでした。このドラマ、大変勉強になりました。
「寂しいねー。誰も信じず、誰も頼らず、誰にも心の内を見せず。そんなんで楽しい?」と秋津に言われた時、脇田常務が「楽しくやろうなんて期待を持つからかえって傷つく人間がいるのですよ。」と答えましたが、この発言は、変に納得してしまったのは私だけでしょうか?
仕事はやはり、割り切ってやっていかねば仕事にならないのかと。ある程度歳をとり役職に就くと、人情に流されていては大きな会社は動かせないのか、嫌でも非情にならねばならぬ場面に出くわすのか。逆に人情に溢れた人は重役にはなれないのか、と。
そして、それは本望ではないとしても、その会社にいる限りは、自分の立場として皆自分の気持ちを押し切って仕事をされているのだな、と。中には何気ない顔ですっとやりのけてしまう、本当に冷酷な人間もいるかも知れませんが。
「この世代はバブル入社だから見栄っ張りが多いんだ。」この秋津の発言、「うん、うん。そういう人多いかも。」と頷いたりしてつい笑ってしまいました。バブル入社の人をよく知っているので同感してしまいました。
「リスハラを避けるためには相手の尊厳を傷つけない事。」この部分は重要ですね。実際ここまで社員に気を遣って丁寧にリストラしている会社はどれほど有るのだろうと、考えさせられました。又、出向や退社を拒否する人にはやはり最後にはお金を使うのか、という事も分かりました。お金って便利ですね。
「あなたは会社から必要ないと判断されたんです。どうして自覚しないのですか。」なんて人事の人から直接言われたら、余計に意固地になって自棄になりますよね。
しかし、リストラされる方は本当の理由を聞きたいけど、聞けずにモヤモヤしながら退社していく人が多いかも知れませんから、かえってはっきり理由を言ってくれた方がスッキリ退社できるのかも知れない。本人にとっては酷かもしれませんが、本当はこれが一番いいのかとも気づかされました。
浅村課長が出向を受け入れた時は大変感動し、涙が出ました。
お互いに率直に話をすることが大切なのですね。
本当に毎週、このドラマは良く出来ていると感心させられます。次回が楽しみです。
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