物語は後半へ。獣になれない私たち、8話になり、初めて橘カイジが登場しました。
満を持しての登場ですね。
獣になれない私たち、前回のあらすじ
前回のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。



獣になれない私たち8話のあらすじ(ネタバレ含む)
8話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 深海晶(新垣結衣)
- 根本恒星(松田龍平)
- 花井京谷(田中圭)
- 長門朱里(黒木華)
- 橘呉羽(菊地凛子)
人物の相関図


あらすじと感想
自分の言動や態度、そして行動などが、本当の自分とかけ離れ過ぎていると、人は違和感を覚えてしまうのだと思います。
恒星が晶に持っていた最初の印象がまさにそれだったと思います。
晶は優秀で頭が良いからこそ、いろいろな所にまで気が付いてしまい、度が過ぎるとそれをやり過ぎてしまいます。
恒星のようにそれが可笑しいと気付く人ばかりだったら良いのですが、特に甲斐社内ではそれに頼ってくる人も多いかもしれません。
良い人は頼られる反面、それを利用されてしまう場合もあります。
本当に性格が良い人でも、自分のキャパシティーを超えてしまえば、自分が壊れてしまう可能性が多くなってしまいます。
自己犠牲が強すぎるのとそれはとても良く似ていると思います。
晶も最初は恒星の毒舌や嫌だったかもしれません。
しかし、相手がそういう人だったからこそ、晶も恒星の前では最初から素の自分を出せたのだと思います。
今回は晶の面倒みの良さが、恒星のお兄さんの件にも影響しました。
晶は人の懐の中に入っていくのが上手いのかもしれません。
相手にいいように使われてしまう可能性もありますが、その分人当たりは良く、相手から信用されやすい人だと思いました。
京谷のお父さんの介護の件もそうでしたし、今回の恒星のお兄さんの件も晶が中に入ったことで、問題が解決に向かったように思います。
これは晶が持っている長所だと思います。
自分が本当に嫌なら、無理をせずに嫌だと言えばいいですし、できる範囲なら大いに誰かを助けてあげた方が良いと思います。
そこに変な感情が入ると、言動や行動がおかしくなるのだと思います。
以前の晶はもしかしたら、そうだったのかもしれません。
晶自身も自分の気持ちが良く分からず、それで悩んでいたのだと思いました。
自分で自分のことが分からなければ解決のしようがありません。
今回の晶は今までで一番彼女らしくて良かったです。
朱里が晶の会社に入社したのは驚きましたが、それができたのはすでに朱里も晶も京谷に気持ちがなかったからかもしれません。
このままでは京谷がどうしようもない人みたいになってしまっているので、何とか挽回をしてほしいです。
今回は初めて橘カイジが登場しました。
今までなぜ登場しなかったのか謎でしたが、予想外の面白い人で良かったと思いました。
呉羽も非常に個性的でしたが、橘カイジもまた個性的な人でした。
お互い夢を追いかけている同士で、気が合うと思いました。
最後に晶と恒星がゲームを楽しんでいる様子を見て、今までで一番自然な二人が見られたような気がしました。
このまま自然体で素敵な関係になっていくことを期待したいです。
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