リーガルV7話は前回からのつづき。例によってネタバレ結構たくさん書いた感想です。ご覧になる方はご注意を。結婚詐欺裁判に、前回は敗けてしまいました。ここからが逆襲です。今回のポイントは、ローズブライダルの社長とミカド通信の会長の関係です。
被害者を演じるカラテカ矢部太郎の演技が、なかなか上手なのも驚きでした。
前回のあらすじ
リーガルV6話、前回のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。



リーガルV7話のあらすじ(ネタバレ含む)
7話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 小鳥遊翔子(米倉涼子)
- 青島圭太(林遣都)
- 京極雅彦(高橋英樹)
- 大鷹高志(勝村政信)
- 伊藤理恵(安達祐実)
- 芳野明(三浦翔平)
- 馬場雄一(荒川良々)
- 天馬壮一郎(小日向文世)
- 海崎勇人(向井理)
ゲスト出演
- 塩見(カラテカ矢部)
リーガルV人物の相関図


あらすじと感想
婚活という非常にデリケートな部分の弱みをついた今回の詐欺事件は、悪質な行為だと思いました。
結婚したい人の心理の弱みにつけ込み、多額のお金を何度も巻き上げるような行為は、もしかしたら婚活詐欺だけではなく、他の業界でも起こりうる事件だと思います。
前回は残念ながら敗訴に終わってしまいましたが、被害者は多数いるわけで、やはりここは大人数で戦っていくことが必要だと感じました。
被害者側が納得できる和解の内容で終結できたことは本当に良かったと思います。相手は力でねじ伏せようとしてきましたが、やはり悪意はそれではもみ消すことができませんでした。
ローズブライダルの社長は途中から金の亡者になっていったようですが、その後ろ盾にはミカド通信の会長の力があったようです。
天馬たちもミカド通信がバックにあるということで、この件の弁護を引き受けないわけにはいかなかったのかもしれません。
ローズブライダルの社長とミカド通信の会長の関係がバレてしまったことで、今回の件は原告側の要求通りの和解で成立しました。
しかし、多くの被害者たちはこれだけではやはり満足できませんでした。社長に土下座をして謝罪させないことには、気持ちの整理が付かなかったのだろうと思います。
また、今回は白鳥弁護士も被害者の一人だったということで、彼女は特に複雑な気持ちだったのだろうと思いました。
自分では何とか気持ちの整理をつけ、被害者ではないと思い込みたかったかもしれません。
彼女が最後にローズブライダルの社長に土下座をさせた行為には、こうした気持ちが込められていたように思いました。
結婚という非常にプライベートな内容だからこそ、それを悪質に利用したローズブライダルの社長を許せない人たちは大勢いたと思います。
このことが原因で自分や自分の周りの人たちの人生を狂わせてしまった人たちが大勢いました。
それを代表して法廷で発言をしたのが、パラリーガルの理恵でした。彼女の悲痛な叫びのような訴えで、コメンテーターの高市をはじめ、多くの被害者が立ちあがったきっかけになったと思いました。
このような訴訟は一人ではもしかしたら、信ぴょう性が薄いのかもしれません。
やはり多くの被害者の訴えが必要だったのだと思いました。
それにしても、前回の裁判で裁判官も裏で弱みを握られていたのか、その真相が明らかになっていないような気がします。ミカド通信の圧力がどの程度強いのかは分かりませんが、司法もそれで動いてしまうようであれば、とても残念なことだと思いました。
次回はいよいよ小鳥遊翔子の過去が動きだしそうな感じです。
次回も楽しみにしたいと思います。
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