今回は伊丹さん&芹沢さんが密着24時のようなテレビの取材を受けるという事から始まります。
現場に行くと、伊丹さんたちより、特命係の方がキャラクターが強い。。
オールバック刑事とワイルド刑事というネーミングまでつけられてしまいます。
面白かった。
相棒シーズン17、11話のあらすじ(ネタバレ含む)
11話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
特命係
- 杉下右京(水谷豊)
- 冠城亘(反町隆史)
青木年男(浅利陽介)
捜査一課
- 伊丹憲一(川原和久)
- 芹沢慶二(山中崇史)
キャスト相関図



あらすじと感想
警察24時のテレビ映像からスタートする今回の話は面白かったです。
一瞬本当のものかと思ってしまいました。
特命係の二人が撮影している現場に知らずに入り込み、映ってしまい、いつものように推理をしていく中で二人のほうがキャラクターも立つからと特集された仮編集版を刑事部長がみてお蔵入りの指示を出してしまいます。
二人は絶対に映すなと。この時の刑事部長の顔がいつものように苦虫をつぶしたようで面白かったです。
二人は優秀だけど、警察としてはいなくなってほしい存在なので、特集なんてもってのほかですからね。でもこれからどうやって二人の存在を隠しながら取材させるのだろうと思ってみていました。
二人を外して撮影しながら、いつものように芹沢と伊丹刑事のコンビは違う容疑者を追ってしまいます。
特命係の二人はというと、サイバーセキュリティの青木が二人がお蔵入りにした撮影画像を右京さんに見せることで右京さんレーダーが発動し、事件は元刑事の立花がかかわっている可能性が出てきます。
立花は女性刺殺事件の犯人を正当防衛で射殺した人物でした。
元警察官が容疑者なんて警察には、特に刑事部長は嫌うだろうなと思ってみていました。
そんななかサイバーセキュリティの青木が芹沢たちに右京さんが追っている犯人を教えることで容疑者を修正します。
容疑者の写真をみた芹沢さんは同期なんだろうなって反応をしたので、同期だと判明したときはやっぱりなという感じでした。
右京さんたちはというと、殺された弁護士事務所へ行き、暗号化されている書類を見つけます。
キーになりそうだなと思ってみていました。
ここで刑事部長から元刑事がかかわっているから二人は手を引けといわれてしまいます。芹沢さんは同期の彼がやったとは思えないと伊丹さんと意見の衝突がありました。
伊丹さんもきっと気持ちはわかるけど、刑事としては上司に報告をしないといけない苦しい立場だったんだろうなと思います。
そんななか密着を撮影しているカメラマンの野田が立花に接近して直接取材するということがおきました。
すごくしつこくて、なんだか違和感を覚えました。彼が何か事件にかかわっていて、犯人をこの人にしたいのか、正義感が強すぎて暴走しているのかどちらかなと思ってみていました。
芹沢達が調べると立花が現場近くで目撃したという情報をつかみます。それをもとに、芹沢が現場近くで目撃されていると立花に詰め寄ると自供してしまいました。
なんだかこの時点で犯人じゃないんだろうなと思いました。
しかし、その野田が突撃したテープが新たな人間のつながりを発見させることになります。
元刑事の立花と女性刺殺事件の犯人の父親と立花のつながりでした。
実はその父親が脱税をしており、右京さんたちが見つけた書類は裏帳簿でした。経営していた不動産会社のものでした。
その解読表をもっていたのは刺殺された女性でした。
その女性に脱税のことを脅され、息子にどうにかしろと指示して起こった事件でした。そのことを弁護士に見つけられて殺したということでした。強迫者が増えたんですね。
被害者が一気に加害者です。立花さんかばわなくてもよかったのにと思います。
殺したところをたまたまみられて立花さんが負い目でかばったようです。
強迫する人は次々と出てくるものですね。
犯人の「立花さんが息子を殺さなければ、こんな不幸にはなっていなかった」という身勝手な発言には腹が立ちました。
殺してしまった負い目から罪をかぶろうと思ったのでしょうが、罪をかぶることはよくないのもそうですが、こんな悪人の罪をかぶることはもっとないと思いました。
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