刑事ゼロ5話はオウムの事件を思わせるような内容でした。
閉鎖的な空間での洗脳が、今回の事件のキーワードです。
刑事ゼロ5話のあらすじと、感想をまとめてみました。
前回のあらすじ



刑事ゼロ5話のあらすじ(ネタバレ含む)
出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 時矢暦彦(沢村一樹)
- 佐伯智佳(瀧本美織)
- 寺島進(福知市郎)
- 根本留夫(渡辺いっけい)
- 内海念也(横山だいすけ)
キャスト相関図


あらすじと感想
結果は山を売ること絡みの怨恨による殺人ということでしたが、恋人の復讐などもあり、深い感じだったと思います。今回も、あっという間に見終わったような気がします。
前回も透明人間という「ルパン三世」的な要素がテーマでしたが、今回は都市伝説ということで、選んでいるテーマが趣味に合っていて、本当に面白いです。
そして、佐戸井けんたさん演じる村長がしきたりを利用して、毒を飲ませ殺人を起こすという手の込んだ犯行で、簡単に信じるものだなと思いました。
信じる者にとっては八咫神様は偉大だと思いました。
最後のシーンで瀧本美織さんが説明していましたが、閉鎖的な環境では洗脳されやすいということがオウム真理教の事件を連想させました。
信仰も、悪用されれば本当に怖いと思いました。
また、門がありましたが、非常に怪しくて、こんな所にこんな門がという感じで、大いに場違いな感じがしていたので、やはりという感じがしました。
そして、その村長も最終的には殺されますが、そのやり方が手の凝った感じでした。
川の流れを利用していましたが、長い距離なので、そんなに上手く行くのかなと思いましたが、考えた人は発想が豊かだと思いました。
そして犯人が意外すぎる人でしたが、よく考えればトラックで福井に行くという時は怪しさ満点のような感じでした。
恋人を殺されたことに対する恨みということでしたが、切ない感じだと思いました。
また、終始動向して、時矢たちを案内している女性も怪しかったのですが、無罪でした。
この作品は色々な要素がありますが、ストーリー的にも少し怪しい感じだったので、今回は仲間由紀恵さん主演の「トリック」的な感じがしました。
演技的には、沢村一樹さんが天然ボケをかますところが自然で、本当にとぼけているような感じがして良かったと思います。
相方の瀧本美織さんもツッコミは控えめでしたが、しきたりだと言われて、苦いフキノトウを食べた時の顔芸が最高だと思いました。良い顔をしていたと思います。
時矢のライバルの寺島進さんも嫌な役ですが、全然そんな感じがせず、良いムードメーカーみたいだなと思いました。
また武田鉄矢さんは最近ナレーションだけで出番がなく、時矢の元奥さん役の財前直見さんも出演せず、時矢とのコミカルなシーンもないので少し寂しい感じがします。
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