科捜研の科長の律子から真野の兄の義一が犯人とされた武蔵野一家殺人事件の内容が書かれたノートに姉の仁美が妊娠三ヶ月だった事が分かり、兄の元担任の早川(萩原聖人)に真野が密かに接触して、相手の男性を調べて貰う様に依頼するオープニングから始まりました。
前回のあらすじ
前回のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。



トレース科捜研の男7話のあらすじ(ネタバレ含む)
出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 真野礼二(錦戸亮)
- 沢口ノンナ(新木優子)
- 海塚律子(小雪)
- 虎丸良平(船越英一郎)
- 猪瀬祐人(矢本悠馬)
キャスト相関図


あらすじと感想
姉を妊娠させた男性が事件に深く関わっているのでは?と真野は考えているのかなと思いました。
そんな真野に恋心を抱いている沢口ノンナが同僚達と合コンをして、その帰りに男四人に絡まれている女性を助ける過程で、パスケースを取り違えた伏線がありましたが、この時点ではこの出来事自体が事件解決への決め手にまでなるとは予想出来ず。見終わった後にもう一度見直したくらい、自然な伏線だったなと個人的に感じました。
物語は都議会議員の伊集院和明が乗った車が小宮という無職の男性を引いてしまい、運転していた秘書の住井葉子が起こしてしまった交通事故という内容から始まりましたが、大森西署の柏原依子と一緒に捜査を命じられた虎丸達は、一時間のタイムラグや事情聴取の様子から実は飲酒して運転していた伊集院を住井が庇っていると、そんな憶測話が嫌いな真野の前で話してしまい、またもや不機嫌そうに事故車を調べに行こうとする真野を見て、笑ってしまいました。
その後車の中に芳香剤が溢れていた事やシートベルトの跡を調べた下りから第三者の存在がチラリと見え始め、更に合コンに行った三人が立て続けにカバンを引ったくられたり、ノンナの家に泥棒が入る等の事件が起こり、交通事故の件とこの騒ぎがどう繋がるんだ?と見ていて目が離せなくなりました。
この後に問題のパスケースにノンナが気付きましたが、パスケースを落としたのが第三者では?と感じ、それを取り戻そうとしてノンナ達が襲われのかと私もようやく思いましたが、そのパスケースにどんな秘密があるのかが分からず、今回も真野みたいには真実のカケラを見つけられないなと、自分に焦れったくなりました。
真野みたいに視野を広く持ち、色んな角度から物事が見られたら、どんな感覚で世界が見えるんだろうと、ドラマとは関係ない事をつい考えてしまいました。
そんな内に、小貫貴子という伊集院の愛人が車を運転していた第三者と分かり、真野がパスケースでは無く、パスカードに真実のカケラを見つけ、ロッカールームの中にあった違法薬物を伊集院が利用していた事実と三人を襲ったのも伊集院だったとDNA鑑定で証明すると、真野がいつになく強く伊集院に迫っていたシーンを見て、真野は今回怖い思いをしたノンナを守ってやりたいと、真野自身はまだそんな気持ちに昔の事件が常に頭にあるのか?気付いてはいない様です
見ていて少しずつノンナを大切な存在として見始めたのかなと勝手に感じてしまいました。ラストに再び早川と会っていた真野を見ても、過去の事件の真相が明らかにならない限りはノンナとの関係性も進展しないなと感じられた7話でした。
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