織田さんの演技は原作重視だからか、若干身振り手振りがオーバーアクションなのが気になります。でも、ストーリーは楽しめます。今回はセクハラ案件。
スーツ2話のあらすじ(ネタバレ含む)
スーツ2話の出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 甲斐正午(織田裕二)
- 鈴木大貴/大輔(中島裕翔)
- 幸村チカ(鈴木保奈美)
- 蟹江貢(小手伸也)
- 玉井加耶子(中村アン)
あらすじと感想
鈴木大輔は弁護士無料相談にやってきたセクハラで悩んでいる女性に対し、きちんと訴えるべきだと伝えました。
甲斐は無料相談では何の得にもならないからと無関心です。
私は以前、弁護士の無料相談までは行かなかったのですが、その手までの段階で役所の人に相談したことがありました。その時点でもし解決できていなければ、その次の段階で弁護士の無料相談をお願いしていたと思います。
甲斐のような考え方の弁護士さんは、できればドラマの中だけであってほしいと思いました。しかし、中には多額のお金が動かないと弁護をやりたくないという人がいてもおかしくはないと思います。
今回は鈴木大輔が弁護士相談に乗ったことで、セクハラ問題が大きく取り上げられるようになったと思います。
被害者は弁護士に相談したことで、思った以上に事が重大になってしまうこともあります。
出来れば穏便に解決したいと思っている被害者も少なくはなく、特に日本人はその傾向が強いと思います。
強いものに巻かれたくはないけれども、結局は呑み込まれてしまっていることも少なくはありません。
ですが、今回は相手が大病院の院長ということで、甲斐が急に態度が変わって、その弁護を引き受けることにしました。
こういうところも弁護士ドラマの主人公では良く見るパターンです。
しかし、甲斐は甲斐らしいやり方で、必ず最後は勝ちに行きます。
今回も甲斐は他の案件と上手く組み合わせて、どちらも勝訴にすることができました。
これこそが甲斐らしい敏腕ぶりなのだと思いました。鈴木大輔は偽弁護士ということもあり、何かと踏ん切りがつかないようです。
ですが、今回のセクハラ案件をやり終えて、少し自信が付いてきたようです。
鈴木大輔は祖母の介護施設の入所のことや、悪友の問題など、プライベートでもかなり大変な状況です。
しかし、プライベートを理由に仕事を疎かにして良いわけはありません。
むしろ、仕事に身が入っていなからこそ、あれこれ理由をつけて、言い訳をしてしまっていたようです。
そこを甲斐に見事に見破られていましたが、甲斐は鈴木大輔のことを見込んでいるので、やはりそう簡単には弁護士の仕事を辞めてほしくはないのだと思います。
いろいろあっても鈴木大輔は優秀ですし、このまま行けば立派な弁護士になっていくでしょう。
しかし、やはりどうしても偽弁護士という問題があり、それが今後のドラマの展開の中でも引っかかってくるところだと思います。
特に今回は蟹江が鈴木大輔にかなり探りを入れていました。彼は心底、鈴木大輔のことを信用しきってはいないような気がします。その辺も今後の話の展開の中で、面白いと思えるところです。
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