僕とシッポと神楽坂、毎回冒頭はちょっと下ネタで始まります。深夜帯だからでしょうかね。尼子インターの渚さんが、芸者まめ福役で出てます。まったくの別人だったから気付かなかった。第3話も虹の橋のお話があります。
前回のあらすじ
僕とシッポと神楽坂、前回のあらすじ&感想は以下の記事にまとめました。

僕とシッポと神楽坂3話のあらすじ(ネタバレ含む)
出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 高円寺達也(相葉雅紀)
- 加瀬トキワ(広末涼子)
- 堀川広樹(小瀧望)
- 徳丸善次郎(イッセー緒方)
- すず芽(趣里)
あらすじと感想
今回もドラマの始まりは朝食風景、女3人によるコオ先生いじり。初回はその少々品のない会話に眉をひそめたものでしたが。
3回目ともなるといささか慣れ、楽しみにすらなりました。中でもすず芽役の趣里さんは、以前ドラマで仕事のできるクールな看護師役を好演してらっしゃいましたが、今回は全く違うキャラクターの役。女優さんとしての振り幅の大きさを感じます。
さて坂の上病院に突然、元院長の徳丸先生が戻って来ます。「南米に行って来た」という言葉に動揺するトキワ。
そんなトキワが「かなめ屋」千津の飼い猫かなめが行方不明になっているところに遭遇します。千津が、自分の体が丈夫でないことを気に病んでいることを知り、病院に戻ったトキワは、地域で動物を飼っているお年寄り、病院に来ることができないお年寄りのために往診をしてはどうかと提案します。
確かにお年寄りの多い街、ひょっとしたらペットの往診が飼い主のお年寄りの様子を見ることにもつながるかも知れず、高齢者の多い街には必要なサービスかもしれないと思いました。
昔なじみの徳丸先生が千津の元を訪れ、話に花を咲かせます。でも話をしながら倒れ入院してしまう千津。その間病院でかなめを預かり、新しい飼い主を探すことになりますが、今回そうした独居老人問題が絡み、ペットを飼うことの難しさも感じました。
そんな中、かなめに腫瘍が見つかります。手術をすれば元気になって長生きもできる…でもそれは自分の健康に自信のない千津にとって心配が増すことでもありました。自分の方が先に逝ってしまったら?と。それでもコオ先生の優しさに触れ手術を決心し、かなめは助かります。前回同様、コオ先生の「虹の橋」の話が、千津の心に届いたようでした。
かなめのことは徳丸先生が預かることになりましたが、それに安心したかのように千津は息を引き取ります。
高齢化が進み、独り暮らしの寂しさからペットを飼うお年寄りも増えていることでしょう。でもペットを残して自分が死んでしまったらどうするのか?今後増える問題かもしれません。
ペットが家族の一員ならば、飼い主がいなくなっても大丈夫なように、例えばドラマの途中で話の出た、ペットの老人ホーム…そうしたものが増えれば安心して飼うこともできるでしょう。高齢化社会の現在、考えて行って欲しいことだと思いました。
ラストの徳丸先生からの冷やかしのようなメールは、今後のトキワとコオ先生の行く末を案じしていたのでしょうか?二人の関係も今後気になるところです。
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