登場人物すべてに対して、見ていてイライラする黄昏流星群。第3話になり、だんだん拍車がかかってきました。
黄昏流星群3話のあらすじ(ネタバレ含む)
出演キャスト
おもな出演者は以下のとおり
- 瀧澤寛治(佐々木蔵之介)
- 瀧澤真璃子(中山美穂)
- 目黒栞(黒木瞳)
- 瀧澤美咲(石川恋)
- 日野春輝(藤井流星)
あらすじと感想
冒頭からなかなか面白いです。
「私のほうがあなたのご主人の事をよく知っていますよ。
(だって毎日ずっと一緒に仕事をしていますから。)」
とネクタイとネクタイピンをプレゼントしてきた会社の女の子薫に優越感の顔で見られた真璃子の悔しさは、主婦のかたならば誰でもよく理解できるでしょう。
今の段階では出来れば薫に会いたくなかっただろうと。わからない方がかえっていいことも沢山世の中には有りますから。
真璃子に出向の事を黙っていた完治もいけませんが、真璃子も、完治が真璃子に言いづらかった気持ちもわかってあげないといけないと思いました。自分に言いにくい雰囲気を作り出していたのは真璃子のせいだから。娘の美咲も、自己主張の強い子だと思いました。自分の事しか考えていないような。
社内では不倫してる人とは絶対仲良くしない方がいいですね。どこで何噂されるかわからないので。栞に「山に行こう」と誘われた時、完治は少年のようにとても嬉しそうな顔をしたのが印象的でした。
新しい会社に出向した完治は皆に意地悪されてかわいそうでしたので、楽しみが有って良かったね、と少し完治に同情してしまいました。
「人生の後半で頼りになるのは、近そうで遠い旦那より、近くの友達だよ。」と聡美が言った時、私は「そうかな?ただ単に聡美が離婚して老後が寂しいから友達をキープしておきたい。だからこのような発言をしたのでは?」と思ってしまいました。老後断然頼れるのは友達より旦那だと思うから、よりを戻したほうが良いでしょう。
美咲が春輝の家にシュークリームをお土産に持って行った時、春樹の母がお土産を袋のまま渡したことに対しケチをつける場面、つい「大奥」を思い出してしまいました。義理の母が結婚相手をいびるのは、本人は特に何とも思っていなくて当然の事を言ったまでだと思っているといますが、言われた若い子の心にはぐさっとくるものです。嫌われなければいいですが…。
若葉銀行に父がまだ務めていると思っている彼氏の母。結婚のタイミングで出向になってしまって娘から攻められる父の辛さ。自分がしたくて出向したわけではないので、ここら辺は娘がわかってあげないとかわいそうだと思いましたが、自分の見栄しかないのでしょう。まだ若いからしょうがないでしょうか。
ゴルフコンペで「ゴマすり虫の群れだな。」と完治が言っていましたが、自分もその一人ということに気がついたのでしょうか。又、それをずっと行ってきたことにも気がついたでしょうか。いい加減嫌気さしますよね。ゴルフに付き添うのが嫌になり栞を三崎に誘いましたね。しょうがないかも知れません。
貰ったネクタイとネクタイピンを捨てたり、物入の奥にしまう真璃子。自分の目の前から消したいですよね。それは奥さんの正常な行動だと思います。悩んでいた時、毎日旦那の為に料理掃除洗濯してきた、他の人には代わりが出来ない事あなたはずっとやってきたんだよ。と、春輝から優しい言葉を聞いて、この人は私の事を理解してくれる!と悲しくなり涙を拭いてもらい怪しげな雰囲気になって行きます。やはりこうなっていくのかと。
ラスト、栞を見送る完治。帰るかと思いきや、抱きつく栞。諦めていたけどそうじゃなかったという安心感や嬉しさと、もうこの人を絶対離さない、という気持ちが行動に表れました。はっきり言ってびっくりしました。この先どうなっていくのでしょうか?楽しみです。
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